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          内定取れてた。
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前回の続きとなります。


・4月18日
APU大学の見学に行ってきました。
ところがこの大学は、山の上にあります。
バスで片道1時間はかかったと思います。
キャンパスは広くて綺麗で、昼食に行った学食もメニューが豊富でした。
夕方になった辺りから西日本で2回目のカラオケに行きました。
その後は前日とは違う銭湯に行き、汗を流しました。
大浴場と水風呂があるだけの簡素なタイプです。
その分¥100~¥200で入ることができます。
夜はゲストハウスでのんびりしました。
ゲストハウスの公共スペースには漫画が置いてあることが多く、中々楽しめます。
丁度読みかけだったバガボンドがあったので、手に取りました。
するとそれは英訳されたものでした。
外国人旅行者への配慮という訳ですね。


・4月19日
大分の次は熊本に行くことになりました。
折角なので多少値は張るものの、阿蘇山を経由する観光バスに乗りました。
標高がかなり高いのか、途中から雪が降り始めます
休憩所に着く頃には普通に吹雪いてました。
なのでロープウェーには乗らず、休憩時間はブラブラしてました。

east_trip16.jpg奥に見えるのが阿蘇山山頂

この時に折りたたみ傘を忘れてしまうのですが、気付いたのはバスが出発した後で時既に遅し。
熊本に着くまでの間、私はかなり凹んでいました・・・

あまり悔やんでいても仕方が無いので宿を探すことに。
熊本駅で訊いてみた所、ここでもゲストハウスを紹介してもらいました。
路面電車で駅から2、3過ぎた辺りで下車し、ちょっと歩いて目的地へ到着。
中はとても綺麗で設備が新しく、ちょっと高級な旅館に泊まっている気さえしました。
屋上から熊本城が見えるとの事で、夜に見に出るとライトアップされた姿が
といってもかなり距離が離れているため小さくではありましたが。


・4月20日
ここに来てちょっとした問題が発生しました。
私は鹿児島へ、I氏は福岡に行きたいと、意見が分かれたのです。
2人で両方行くという案も出ましたが、次の理由で却下されました。
体力面と資金面でそろそろ限界がきていたのです。
好き勝手に旅してきたものの、慣れない土地でのほぼ連日移動で、お互い疲れが溜まってました。
お金も銀行等で下ろせば手元に確保はできますが、やはり浪費は抑えたい所。
そこで一旦二手に分かれ、翌日の夜に福岡で合流しようという事になりました。

このゲストハウスは染物もやっているのだとか。
また来る機会があれば、是非挑戦したいものです。
熊本駅に戻ってきた所で、分かれる前に一度試したかったことを実行することに。
それはヒッチハイクです。

最初の5分はやはり精神的に来るものがありましたが、徐々に慣れていきました。
が、結局成果は無かったので諦め、二人共電車で各々の目的地へ向かいました。
という訳でここからは別行動。

east_trip17.jpgオレンジ鉄道なるものを利用しました

さて私が鹿児島に来た理由ですが、それは小学校時代の同級生であるみっちに会う為です。
小学5年生以来の対面という訳ですから、実に11年振りという事になります。
外国で一緒だった友人と今は日本でと思うと、何とも感慨深いものがありますね。
鹿児島駅にて再会を果たした私たちは、ドルフィンポートの中にある飲み屋でそれはもう色々と話をしました。
かつての失敗談、将来の夢、他の友人達の事等々、楽しい時間は瞬く間に過ぎて行きました。
閉店時間になっても全然喋り足りなかったので、みっちの住処まで付いていく事にしました。
酔いが醒めない状態のまま、フェリーに乗込みました。
といっても四国―鹿児島間よりよっぽど短く、15分程度の航行でしたが。
港に着いてからはみっちの知人の方に車で送ってもらいました、ありがとうございます。
そしてそのまま、みっち宅に泊まらせていただきました。


・4月21日
とうとう西日本の最終日です。
この日の夜行バスで東京に行く予定でした。
起きた後はみっちに連れられ大学を見学させてもらい、その後は港まで送ってもらいました。
港へ向かう道中での印象ですが、火山灰がすごいという事です。
前通った時は暗くて分かりませんでしたが、結構な量の灰ががそこかしこに積もっていました。

港でみっちに別れを告げ、再び鹿児島駅周辺に戻ってきました。
そのまま高速バスで福岡へ向かいたい所でしたが、荷物の回収に行かなければなりません。
実は前日飲み屋に行く前に宿をとっており、そこにキャリーケースを置きっぱなしでした。
携帯電話で位置を確認した所、港と宿はそう離れていない様に見えたので歩いて行くことにしました。
が、慣れない事はするものではないのか、目測を大幅に見誤ったようでした
途中でタクシーを拾えばいいものを、変な意地を張ってしまい結局最後まで徒歩でした
宿のスタッフさん、結果的に荷物置場としてのみ使ってしまってゴメンナサイ・・・。
荷物回収後は近場のバス発車所に移動して調べてみると、まさに福岡行きの高速バスが発車する所でした。
ギリギリアウトっぽい感じでしたが運転手さんにお願いしつつ、急いで切符を購入し何とか乗込みました。

バスに乗っている間は映画を見ていました。
タイトルは「アバター」で、流石に3D版ではありませんでしたがそこそこ楽しめました。
日が暮れかけた頃、福岡駅付近の喫茶店で合流
因みにその時のI氏は疲れきっていました。


・4月22日
朝の6時に京都に到着。
旅の中では2回目にあたる都市ですが、今回は通り道なだけですぐにでも東京に向かいたいところ。
しかし高速バスが出発するのはお昼頃。
既に予約をしてしまった手前、電車で東京に行くという訳にもいきません。
更に言うとバスの方が値段が安く、これ以上の出費を抑える意味でも待つしかありませんでした。
手頃なコーヒーショップで朝食を兼ねつつ、暇を潰しました。

そうこうしている内に駅ビルにある店が開く時間になったので、服屋やら靴屋やらを見てまわることに。
もう帰りも間近という事で、目にとまった靴を1足買いました。
その時の靴は今でも結構お気に入りです。
まだ出発まで時間があったので、以前心残りだった抹茶パフェのお店に行くことに。
駅からちょっと離れた所まで歩いて行き、目的だったパフェをしっかりと堪能しました。

京都での甘味。 east_trip18.jpg

ゆっくり休んでから駅に向かうと丁度良い時間になり、バスに乗込みました。
そこからは東京まで一直線です。

east_trip19.jpg


静岡県の浜名湖ですがバスから撮ったのでイマイチ




ゆっくり時間が取れるのは最後になるので、
乗車中ちょっとした反省会を開きました。
うまく立ち回れた所や失敗した所など、沢山出てきたのを覚えています。
細かい点を挙げればキリがないのですが、
概ね旅に出た目的は達成できたのではないかとまとまりました
そして最大の反省点は、もう少し計画性を持つべきだ、という事に決定。
今後旅行に行くときは、この反省を生かしたいものです。
結論が出た辺りで、バスが駅に着きました。

この先はI氏とは違うルートなので、長かった2人での旅もここで終わりです。
今回の旅に誘ってくれた事への感謝を別れの挨拶とし、互いに去りました。

そのままl帰路へ・・・と、なる予定でしたが、色々あってロマンス宅に行くことに
屋根を貸してもらい、私の旅はもう少し続く事となりました。


・4月23日
起きて早々、意外な事実が判明しました。
何と後輩であるニノと朝霧が、ロマンスに会いに来るというのです。
超絶なタイミングで私は東京に来ていたのでした。

2人と合流した後は、カーシェアリングの車で街に出かけました
カーシェアリングはレンタカーとは違う、車を借りるシステムの事です。

最初の目的地は近くの海浜公園です。
そこでは4人でフリーダムに動きまわりました
先の西日本で徒歩は嫌というほどしたものの運動らしい運動は無く、
久々に体を動かせて気持よかったです。

次にトヨタの展示会に行きました。
そこでちょっと乗車会があり参加しようとしましたが、
それは人数制限があり3人までしか乗れませんでした。
抽選の結果、乗れるのはロマンスとニノと私に決まり、
朝霧は見事にオイシイ所を持っていったのでした。
そのまま朝霧は就活があるからと言い、帰ってしまいました。

夜は粉物屋でワイワイやりながら夕食を食べました。
ただ私は料理関連のセンスが無いようで、
鉄板でお好み焼きを作るも失敗ばかりでした・・・


ロマンス宅に帰った後は、皆で駄弁りながら眠りに就きました。


・4月24日
最終日の朝は適当に起きて適当に朝食にするという、
何とも学生らしいものでした。
ニノにはすぐ会えるという事で軽い挨拶をし、
ロマンスには泊めてもらったお礼を言いつつ、駅に向かいました。
そして今度こそ、実家がある宇都宮に帰りました。

east_trip20.jpg

旅から帰ってきた記念に最後の1枚。


宇都宮駅の東口にある美味しい餃子のお店です。

駅に着いた後も何事もなく、無事に家に帰ることができました。

これで、春に行った西日本の旅はおしまいです。
またいつか、今回行かなかった場所へ旅行に行きたいと思います。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
せば。
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