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お待たせしました、続きです。
例に使う図では一部をマーカーで消しております。
コマンドプロンプトを開いたら、まずはPC内での作業場所の移動をしましょう。
デスクトップに適当なディレクトリ(フォルダ)を作ります。
この過程はデスクトップ上で「右クリック」→「新規作成」で大丈夫です。
私の例の場合はWorkSpaceとなっています。
名前をつける時の注意として、スペースや日本語は使わないようにしましょう。
うまく動作しない可能性があるからです。
これはファイル名にも言える事です。
コマンドプロンプトに、以下の様に入力します。
> cd Desktop
> cd WorkSpace
これで作業場所がWorkSpaceの中になりました。
その後はテキストエディタ(今回はメモ帳)を起動します。
> notepad test.tex
エディタが開いたら、参照先の例文を
コピペ(コピー&ペースト)しましょう。
ここで注意ですが、\(バックスラッシュ)が¥の半角で
表示されてしまうと思います。
しかしそれで構わないのです。
そういうモンなので、気にせず進みましょう。
テキストを保存(Ctrlキー+Sでも可)後、プロンプトに戻って以下のコマンドを入れます。
> cd platex test.tex
platexというコマンドにより、.texファイルを変換した
.dviファイルが作成されます。
沢山のメッセージが出ると思いますが、下から2行の辺りが同じなら成功です。
この時点で完成図を見る事もできますが、汎用性が高いPDFも作成しましょう。
> cd dvipdfmx test.dvi
> cd start test.tex
PDFビューアが起動し、表示される筈です。
↓の様になっていれば、TeX環境が問題なく構築された事になります。
ここまで来れば、あと少しです。
いよいよWinShellの方に取掛かります。
私はバージョン3.31を使用する事にしました。
ですのでWikiを参照する場合は、WinShell3の項を見ます。
インストーラをココの「WinShell331.exe」から実行しましょう。
今回は言語に「日本語」があります。
安心ですね。
前回同様進めて行くと、導入完了です。
これで、晴れてTeXをWinShellで開く事ができるようになります。
.texファイルをダブルクリックしても表示されない場合は、
ファイルを「右クリック」→「プログラムから開く」でWinShellを選択すると開けます。
お疲れ様でした!
作業の半分以上がTeX導入なンですよね。
ともあれこれでようやくTeXを書きやすくなる訳です、が。
今取掛かってる人は、発表まであと2週間だってのに今更どうしろと、
ってなりますよね分かります。
なンでこのメモは現3年の後輩や、来年卒論を書く人の参考になればと思います。
各インストーラの作者様、Wikiを編集して下さった方、そして少佐殿、
本当にありがとうございます。
またTeX環境やWinShellの導入で問題が起こった場合、
私自身では責任を負いかねます。
説明及び注意書きをよく読む事、そして最初にバックアップを取っておく事を
強くお勧めします。
ただ前回で申したように、質問を受けた場合は返信するようにいたします。
徹夜のテンションで一気に書いてもうた。
この労力を卒論の方に回せば実は終わったンじゃね?
せば。